コラム1


第1回コラム「メタボリックシンドローム」(2009.7.30)

最近の「メタボ」ブームで、お腹まわりを気になさっている方も多いでしょう。
「メタボリックシンドローム」とは「内臓脂肪症候群」のことで、内臓脂肪型の肥満に加え、高血圧、高血糖、高脂血症のうち2つ以上を合併している状態を指します。
特定健診では、腹囲のサイズ(女性90cm以上・男性85cm以上)、血圧、空腹時の血糖値、中性脂肪の値などに基づいてメタボ判定を行い、糖尿病や脂質異常症といった生活習慣病の予防、改善に結びつけようとしています。

メタボの心配はない!という方も、年に1度の特定健診は自身の健康を守る大切な機会です。現代人に多くみられる高血圧や糖尿病などの慢性疾患は自覚症状が現れにくいため、適切な処置の遅れが否めません。健診による疾病の早期発見、早期治療が可能になれば、様々な合併症予防にもつながります。

当クリニックでは、検査結果により患者さまの生活習慣を見直し、病気を未然に防ぎ、健康を維持する予防医学的な取り組みに力を入れています。院長が地域のかかりつけ医として、皆様の健康を守るお手伝いを致します。

八王子市からの受診券をお持ちの方は、この機会に是非ご予約ください。
特定健康診査は来年1月末まで実施しております。